※こちらは挽物ピアス・イヤリングType-Bの製作風景です。 挽物 ひきもの とは、木工芸の手法の一つです。機械を使って高速で回転する木材に、さまざまな形状の刃物を当てて、円筒状に削りあげていきます。静岡の挽物所639でその手技を間近で見せてもらいました。アクセサリーのような小さく細いものは折れやすく難しいものですが、快く挑戦してくださいました。材はメープルで、付け心地も軽やかです。 藍染めは、徳島の大利木材でお願いしました。通常は、建築材料などを主にされていますが、ご縁をいただいてこの小さなパーツにもグラデーションの藍染をしていただきました。藍の栽培から手掛けて、木材用に特別な藍染を開発されています。ちなみに今回の手のひらの旅・上勝町のRISE＆WINのブルワリー工場のシーンで画面左に見える塔の藍染めは大利木材のお仕事です。