メルマガ登録/解除

手のひらSTORY

VOL.08

クラウン天竺切替えハット

コラボレーション制作 ..... オートモード平田
素材 : 帽子 <本体> ..... ラビットフェルト
素材 : 天竺 <内側> ..... matohu製
レーヨン 90%  シルク 10%

制作ストーリー

いまや本場のフランスでも失われつつあるオートモード(=オートクチュールの帽子)という技術。その貴重な技法を受け継いで、素晴らしいもの作りをされている平田欧子さん。
「日本の眼・おぼろ」のコレクションの時にご縁をいただいて、はじめてmatohuの帽子を作っていただきました。

平田欧子さん Photo: Kayoko Asai

それをきっかけに、私たちは日常的に帽子をかぶるおしゃれを楽しむようになりました。
コーディネートが、帽子で最後にすっとまとまります。新鮮!
以来、平田さんの新作の発表に伺わせていただくと、少しずつ新しい帽子のワードローブが増えてきました。
今回はそのかぶり心地の良さに、この冬関口が毎日のように手放せなくなった帽子の特別なコラボレーションです。

そのかぶり心地の良さの秘密とは?
まるでニット帽のようなかぶり心地のハットなのです。
その秘密は、クラウン(山)の内側に天竺のニット地が縫いとめられて二重になっている仕立てです。ブリム(つば)とクラウンが切り離されて、ブリムは内側の天竺と縫い合わされているので、クラウンが浮いているように見えます。
たいへん高度な技術の仕事です。

今回、その天竺の素材をmatohuの生地を使うことでパターンも調整していただきました。天竺はレーヨン/シルク素材で、なめらかで光沢のある肌触りの良い生地。やわらかに頭にフィットします。
サイズも女性から男性まで対応しています。

冬には、帽子をかぶるとウェア一枚分くらいの暖かさもあり、だんだん手放せなくなります。
寒がりさんにはオススメです。
ワンポイントで、今回の刺繍のブローチをつけていただくのも素敵です。

Online Shop 掲載アイテム