メルマガ登録/解除

UPDATE: 2017/12/19

550年の歴史が生み出す織り



西陣織は手間と時間が掛かる。

どれくらいなのかというと、紋紙270枚分(紋紙とは紋織り機に付属した厚紙に穴を開けたもので柄のデータがここに記されている)、
要するに270回糸が行き来して、漸く4.5センチの生地が出来上がる。





1日8時間織機を稼働させたとして4〜5メートルしか織ることができないのである。
早く織りあげたいとスピードを上げたりしたら負荷がかかり、糸が切れてしまう。
だから適切な速度より早いスピードで織り上げることが出来ないのだ。
これが通常のアパレルで採用されにくい点の一つでもある。

また、西陣織というと格式が高い印象がある。
古くから愛されている織物だが生活に身近な織物かと言われるとそうでもない。
今年はこの西陣織を身近に親しむチャンスの年でもある。


羽織ニット

「西陣」この名は応仁の乱の際、西に陣を置いたことに由来する。
そして「西陣」と呼ばれるようになって今年で550年を迎える。
熟練の職人が織機と対峙し、織り上げられる西陣織。
その価値を知るとその柄、生地にもより深い関心を寄せることができるのではないだろうか。


photo:Tetsuya Haneda
special thanks:岱(やまざき)織物


こちらの記事はmatohuで配信している文化マガジン”Ren”にて詳しく掲載しております。
下記の店舗にて配布しておりますので、ぜひご覧くださいませ。

Ren配布場所
【 東京 】
■matohu表参道本店
■代官山蔦屋書店 2号館奥
■中目黒蔦屋書店 中目黒駅前
■PEEK-A-BOO 並木通り店
■ル・パルク 恵比寿店

【 京都 】
■今昔西村


 

ニュースの一覧へ