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手のひらSTORY

VOL.02

重ね格子柄ジャカード銘仙

テキスタイルデザイン ..... matohu 関口真希子
テキスタイル制作 ..... ガチャマンラボ
素材 ..... シルク 73%/カシミヤ 27%

制作ストーリー

「銘仙」とは、タテ糸にプリントしてから織る「絣(かすり)」の一種です。
この生地は、前回の『ゆらぎの力』コレクションの映像でご紹介した、足利の鶴貝捺染さんで糸染めを、(株)ガチャマンラボさんで織りをお願いしました。

たて糸のプリント:鶴貝捺染

織り:ガチャマンラボ 高橋さん(中央)

実際の織機

今回は4色のブロック柄のプリントの上に、

プリントの原画

千鳥格子の柄をジャカード織機の織り柄で表現しています。

ジャカードの柄を重ねた原画

そして今回はウールやカシミヤの糸を試してもらうことにしました。
まず、タテ糸はプリントの染料と織機とも相性のよいシルクの糸を使います。
ヨコ糸に、太さも割合もさまざまなウールやカシミヤの混紡の糸をいくつか試してもらい、シルク50%、カシミヤ50%の糸を使うことにしました。

目指す厚み感、柔らかさをガチャマンラボの高橋さんと共有しながら、さらに織りの本数の密度なども試し、細やかなやり取りを続けて柔らかなドレープ感の生地がうまれました。

プリントのリピート幅と、織り柄の千鳥格子のリピート幅が違うため、ブロック柄と千鳥格子柄の重なり方が一点一点異なっていきます。

シルクの光沢感で千鳥格子柄が浮かび上がる、あたたかで柔らかな秋冬の銘仙が出来上がりました。